WBCのオーダーを比較的真剣に考えてみる

Twitterで友人がTwitterにてWBCのオーダーを上げていて、真剣に考える機会があったため考えてみようかと。
まずは、2009年決勝のオーダーです。
1 イチロー(右)
2 中島(遊)
3 青木(中)
4 城島(捕)
5 小笠原(一)
6 内川(左)
7 栗原(DH)
8 岩村(二)
9 片岡(三)

本当に隔世の感があるというか、行方不明者多数に引退する選手すら。4番キャッチャーが4年後に引退するとはねえ…
サード片岡というのも、結構な批判があったかと記憶しているんですが勝てば官軍というか何というか。
そしてここから本題、2013年のWBCオーダーについてです。
オーダーを書く前に、どんな前提なのかを書かねばなりません。つまり、「誰が出られそうで、誰が出られなさそうか」という点です。
まず考えなければならないのがブリュワーズの青木。この報道から考えると厳しそうな…
青木 WBCは厳しい?ブ軍指揮官「チームを離れることで何かを失うだろう」
加えて厳しそうだと言わざるを得ないのが、日ハム田中賢介です。
賢介 メジャー移籍へ レイズ、レッドソックスが興味
メジャー移籍初年度からWBCに出るのは厳しいでしょう。ましてレギュラーが確約されていない立場なら尚更。同様の理由で、前回大会では意外なまでの活躍を見せた西武ナカジもアウト(さすがに今年は行くでしょう)。ということで、上記3人がいないという前提のもと話は進めます。

1番 長野(中)
今年最多安打のタイトルを獲得し、巨人でも1番を張り続けた長野を1番に選びました。長打力、出塁率、足を兼ね揃えて、糸井とタメをはる現在の日本球界最強外野手ではないかと思っております。あまり物怖じしそうにない部分や、昨年最終戦に見せた勝負強さなども買って1番ということに。

2番 イチロー(左)
言わずと知れたレジェンドオブレジェンド。日本が生んだ安打製造機かつ、アメリカでも殿堂入りするであろうスーパースターイチローを2番。マリナーズ時代であれば2番に推すことはなかったでしょうが、ヤンキースに移籍してからどの打順でもハマっていることを見ると2番で力を発揮してくれるのではなかろうかと。

3番 松田(三)
ケガに泣く印象が多い松田。しかしながら残している成績は圧倒的です。昨年の25本塁打はおかわりに次いで日本人2位。94試合の出場に終わった今年でも、OPSを見れば8割5分。阿部以外の日本人を寄せ付けません。国際試合では一発で勝負が決まることが得てしてあることから、やはり3番には一発長打がある選手を置きたいこと。また走塁面でも、1番2番3番と走れる選手を揃えられるという観点から松田を3番にしました。

4番 阿部(捕)
球界最強打者の名を欲しいがままにしている阿部慎之助が4番キャッチャーです。圧倒的な成績のみならず、巨人で見せているキャプテンシーを鑑みてチームの中心に。しかしながら膝に不安があることから、第2捕手を誰にするかというのは課題にもなります。

5番 中村剛也(DH)
言わずと知れたおかわり君を5番に置きました。今年の成績は昨年に比べれば不本意なものの、統一球をあそこまで飛ばすパワーは捨てがたいものがあります。ましてや、最強打者阿部の後ろを打つのは生半可な打者では務まらないというのが1つ、後は一旦ここで打線を区切りたいということでおかわり君を5番に置きました。しかしながら体調の関係や調子があるでしょうから、DHは流動的に使えればなと。

6番 糸井(右)
身体能力は恐らく球界一、様々なスタッツでも2012年度のパリーグナンバー・ワンを掻っ攫う糸井が6番です。2009年のWBCでは原監督が打順を2段組にしていましたが、その意図もあっての6番です。後は糸井を見る限り自由に打たせたほうがいいのかなーというのもあります。

7番 坂本(遊)
ナカジがいればどちらにするか悩んだのでしょうが、ナカジをいないものとしたため自動的にショートに収まりました。引っ張り一辺倒だった昨年までに比べ、だいぶ右にも打てるようになり打率3割超えと長野と同本数での最多安打も受賞しました。これがまだ23歳。3割も30本も最多安打もとって23歳とは末恐ろしくさえあります。2番も考えましたが、縛られるとあんまり…という部分もあり7番に。縛られるとというもはありますが、今年の原采配でつなぐこともやらされていたのでケースバッティングも期待できそうな。

8番 稲葉(一)
40歳を迎えなお現役で第一線、稲葉を8番に。糸井、坂本が出てランナーが溜まった状況も多いでしょうからポイントゲッターとして、かつ上位に回す際にはチャンスメーカーとして両方の働きが出来るのではと。
あわよくばの一発もありますし、下位にいて怖いバッターだと思います。

9番 井口(二)
最後までセカンドに迷いました。田中賢介を外したため、松井稼頭央やら前回活躍した片岡やら友達がなぜか選んだ藤田プロやら。しかし、選んだのは井口です。井口。もちろん毀誉褒貶あるでしょうが、なんたって元メジャーリーガー。かつ、WBCは春先ですから!井口は春先の強さには定評がありますし。後は、下位打線にベテランを置くことで打線をどっしり見せられれば的な意図も若干あります。

ということで以上が僕の組んだオーダーです。まぁ素人が組んだもんですからこんなもんだという意見もあるかと思いますし、ふざけんな!という声もあるかと思いますがまあご愛嬌ということで。
気が向いたらピッチャーとか控え選手を書きたいと思います。