今現在、経済が未曾有の危機、とよく言われます。

実際、“派遣切り”や“人員削減”といった言葉も飛び交い、大手企業がこぞって大規模なリストラを断行しているわけで。


そこで、対策、ということになるんですが、今だに「財政規律」や「プライマリーバランスの2011年度からの黒字化」という言葉を聞く機会があります。





はっきり言って、こと危機状況において財政規律を考える必要なんてあるのかと。


今必要なのは
『赤字を厭わない財政支出

『大胆な金融政策』
なんじゃないかと。



赤字国債を刷らない、なんてことにこだわらないで、政府が積極的に公共投資をしなければ不況は深刻さを増す一方です。

積極財政で景気を刺激してやる必要がある、というのは当然でしょう。



さらに金融政策。


ここでも、ちまちまとやっていてはしょうがないんじゃないかと思います。


やるなら「ゼロ金利の復活」と「量的緩和政策の復活」ではないかと。


いずれもデフレ時に行われた政策ですが、これくらいの方策をとって然るべき状況だと思います。




とにもかくにも、もっと積極的な姿勢が欲しいですね。インパクトのある政策で不況を少しでも食い止めてほしいものです。