センターまであと8日、センター国語の俺流ポイントでも書いてみるか。
冬期講習中、何回もセンター国語、政経を解いて教えたんだけど、あまり現役の時と点数が変わらなくてビックリ。
ということで、教え子には口を酸っぱくして言ったセンター国語を解くポイントを少し書いてみようと思う。
- 時間配分編
まずどの問題に時間をかけて、どこに時間をかけないか、ということ。
セオリーとしては、1番時間をかけるのは評論、かけないのは漢文になるかと思う。
けど俺の場合、小説に1番時間をかけなかった。
自分で言うのもなんだけど、現代文を読むペースが結構早かったのと、漢文を安易に解いて落としたくなかったため。
だから小説を解く時間は15分以内、漢文は20分以内、と決めていた。
あとは小説って時間をかければ解けるってもんじゃないしね。35点を下回ることは滅多になかったけど満点をとることも1番少なかった。
んで残りの古文と評論、これまたセオリーなら評論>古文なのだろうけど、自分の場合逆。
なんでかっていえば、評論が1番得意なのと、評論に関しては時間をかけすぎると選択肢に迷いが生まれるという理由。
古文に1番時間をかける時間は明快で、1番苦手だったから。去年のセンターでもこけたしね。
- 評論の解き方
ここからは具体的な各問の解き方について。
他の人がどう解いてるのかはあまり知らないけど、俺の場合評論は、『本文を2回、ないし3回通して読んでから本文を振り返らずに問題を解く』というもの。
読むのが早かったから出来たことかもしれないけど、本文にいちいち帰って読んで、というのはあまり好きじゃなかった。
とにかく最初2回、3回(大体3回は読んでたかな)読んで本文を頭に叩き込む。それで問題を解く。
この解き方のメリットは、問題を解くスピードが速いこと。
読むスピードさえついてくれば、問題にかける時間自体は普通に戻って解くより確実に早くなる。
具体的な問題の解き方は、問題文を読んだら選択肢を読む前にまず正解を想像すること。それで正解までたどり着ければよし、たどり着けなかったら選択肢の比較検討に入る。選択肢の比較検討は間違い探しみたいなもんだけど、間違いと言い切れないような微妙な表現があるのでそうしたら、最適解を選ぶ。その際の基準は最初に想像した正解。
こんな解き方で去年のセンターは満点。1番満点を多くとってたのはやっぱり評論だった。
- 小説の解き方
これも評論同様、本文を何回か読んでから〜という形。
ただ、評論では選択肢の比較検討を重視していたのに対して、小説ではあまりそれをしなかった。間違い探しをするより、どれが最適か、を重視してたかなと。
あと、小説を解く際は、「35点でも構わない」って思って解いてた。そうでもないと割り切れない問題があるのが小説だから。
ということで去年のセンターは38点。これでも現代文は88点だからまずまず及第点かなと思う。
- 古文の解き方
頑張れ。俺は苦手だ。
古文でもやはり本文を何回か、だけど、問題を解く時は必ず本文に戻って解いてた。そら時間がかかるわけだ。
古文読解は基本的に傍線部前後にヒントがある、(はず)なのでそんなに苦じゃなかった。読めるか読めないか、だったんだけど、どうしても和歌が苦手だった。てか今も苦手。風流を解さない人間なので。
ということで和歌ばりばりだった去年のセンターは31点。偉そうに書いてごめんなさい。
※昨日解いた2008年の問題は満点でした。
- 漢文の解き方
漢文はいつも点数はとれてたけど、別段これといった解き方はなかった。なんてったって語法が全てだと思ってましたし。
ガリガリ覚えるものではないかもしれないけど、語法を覚えてなかったらどうしようもない。
けど、1番満点がとりやすいのは漢文。これは真理だ。俺も去年満点だった。
- まとめ
偉そうに書いたけど、去年のセンターはたかが169点だ。俺より高い人はざらにいる。
けど、自分のやりかたでセンターを解く、ってこと。これは出来てたんじゃないかと思う。そしてそれが出来れば大抵の人は8割なんて余裕、だと思った。だからこんな文章を書いてみたわけだ。
最後に、受験生の幸運を祈ってこのエントリーは終わり。
気が向いたら、去年100点だった政経バージョンを書きたいと思う。英語?何それおいしいの??