授業来て私語してる奴帰れよ

自分の大学の授業、必修(外国語とか統計とか)はそうでもないけど、専門科目はすごく自由だ。
出席をとらない授業なんてザラだし、大教室ともなれば人数も多い。
でもさぁと。
授業を受けるスタンスとして、それがどこまで許されるのか、というのを考えてみる。

  • 基本的に

自分の考えというのはJ・S・ミルのそれに近い。
「他者を侵害することがなければ」なにをしても許されるのが自由だ、というもの。
これを社会全体に普遍化して論じるとちょっとややこしい話になって来るんだけど、こと大学の授業に関してはこれが当てはまるのではないか。

  • 具体的に

では具体化して考えて行こう。
まず、他者を意図的に妨害する行為が許されないのは自明だろう。
その一段階次として自分が取り上げたのが意図せざる妨害行為だ。つまり私語。
これはもう許せない。
確かにそいつにとっては私語は楽しいし私語する方が有意義なんだろう。でもそいつの頭からすっぽり抜け落ちてるのが授業を真面目に受ける人間の存在である。
話は聞こえづらくなるし、集中は出来ないし。最悪だ。
そういう奴は本当に授業を受けるなと言いたい。

  • さらにもう1段階

ここまでは常識論だ。私語を肯定する奴は大体真面目に授業を受ける奴への迷惑、という一点で論破出来る。
とここでもう1段階。
睡眠と作業が許されるかどうかだ。
これは残念ながら自分もやってる。
これが許されるかどうかは意見が分かれると思う。
先ほど説明したように、自分は他者に迷惑をかけなければ〜という考えに賛成しているので基本的には否定しないんだけど、これは「教える側への敬意」と言う点で詰られること必至だ。
ただ、これを真面目に受ける学生の例を挙げ反論することも可能だ。即ち「真面目に受ける学生と教員の間で敬意の関係が成立していればいいのだ」と。

  • 結論

残念ながら最後の章には答えが出ていない。だって寝るし。内職もするし。
まぁ出来るだけ授業は真面目に受けろ、ってことなのかな。